佐野研二郎 東京五輪エンブレムパクリ騒動

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炎上した人 佐野研二郎
炎上した日 2015/7
炎上した理由 東京大会の公式エンブレム盗作疑惑
炎上して受けた被害 エンブレムの取り下げ


概要[編集 | ソースを編集]

佐野研二郎氏がデザインしたオリンピック・エンブレムが、ベルギーのリエージュ劇場のロゴ・フォント共に酷似していると、作者のオリビエ・ドビから指摘が出た。

バルセロナのデザイン事務所「ヘイ・スタジオ」が東日本大震災の際に寄付を募るプロジェクトのデザインとして発表した「リビルド・ジャパン(日本再建)」も同時に参考にされたのではないかとの指摘もあった。

左:リエージュ劇場のロゴ 右:東京五輪エンブレム案


当然佐野氏の作品に対する嫌疑の目が厳しくり、あらたな疑惑も噴出した。過去の佐野氏の作品や言動にまで検証が及び

  • サントリーのトートバッグ
  • 多摩美術大学ポスター
  • おおたBITO太田市美術館・図書館のロゴ
  • 東山動物園のシンボルマーク
  • 2013年のカメラグランプリのマーク
  • 京扇堂の社名入りデザイン

などが盗用ではないかと指摘された

サントリートートバッグ


騒動後の活動は

2017年には『新しい地図』のロゴをデザイン。

2018年にはNHK Eテレの番組『オドモTV』のアートディレクションを担当

2019年には香取慎吾の個展のロゴ、サントリー『DAKARA』のCM、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のポスター



事後対応[編集 | ソースを編集]

佐野氏は、ベルギーの劇場ロゴは全く知らないもので制作時に参考にした事実はないと反論した

8月1日 当時の都知事の舛添要一「100パーセント問題ないとは言い切れない状況だ」

8月5日 本人が会見を行い、「(ベルギーのものとは)デザインに対する考え方が全く違うので全く似ていないと思いました」

9月1日 大会組織委員会がエンブレムの取り下げを発表 

9月1日 佐野氏は事務所のホームページにコメントを発表、エンブレムのデザイン以外の仕事において不手際があったとして謝罪したが、エンブレムの原案等は盗作ではないとし、自身や作品への疑義に対して繰り返される批判やバッシングから家族やスタッフを守るために、取り下げを決断したと語った

関連[編集 | ソースを編集]